愛しの自転車乗り

 自転車は、老化する肉体を維持あるいは改善するためには、40分あれば足腰に負担が少なく故障のない理想的な有酸素運動がおこなわれる。内蔵脂肪を燃焼させ、あわよくばシャープな運動選手なみの体脂肪と筋力がつく。
 仕事や家庭ではつきあわざるをえない自動車だが、かぎりある資源の高いガソリンを消費し二酸化炭素排出で地球温暖化の元凶であり、道路建設、交通事故など社会的なコストがかさむばかりだ。個人の領域でそれと縁をきり、持続可能な社会をみすえる第一歩をしるしたのだという旗もかかげることができる。
 だが、手足と股を酷使し酸欠の頭脳と心臓で移動する、なまけようとする自分自身の肉体と精神につきあわざるをえない自転車乗りは、ナルシスチックな横顔をみせる。ロードレースに勝つために夜練をかかさない、ご近所の若いしのM君もまた、SMのM君かというほど肉体と精神をいじめている。心拍計で心臓を管理し、両足のむだ毛をそり、サイボーグのようにヘルメットとサングラス、レース用のピタピタ上下に身をつつむのは若者の特権である。
 しかし、むきだしの身体をひとめにさらしてまちなかを疾走するオヤジ自転車乗りこそ、ひとに、デブの冷水、三日坊主と後ろ指をさされないためにも、うつくしく身をかざり快楽的であるべきなのだ。まちなかの自転車乗りは、スピードとセンスとかっこよさで際立たなければならない。ていうかー、小物をそろえることは、ダイエットを持続するはげみになるんですよねー。モノにうごかされるゆーか。ブツをつかうために運動するゆーか。
 写真解説をすると、レザー製のカスクヘルメット(かならず下に帽子をつけること、オウムのヘッドギアとまちがわれます)、チネリのキャップ(以上ネットショップで購入)、スワンのサイニュームという近視用サングラス(小松島ベイズシーオーで購入)、カンパニョーロ製のウールジャージ、アームウォーマー(以上ネットオークションでゲット)でした。
 
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この記事へのコメント

おしょう
2007年11月07日 13:26
似合ってますよ、、、しぶい!

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