資本主義の総本山

 9年目の9/11をむかえた。攻撃されたワールドトレードセンターのツインタワーの跡地の近くに、イスラム教徒がモスクを建設しようとしたことが報道され、フロリダ州のキリスト教の教会の牧師が、イスラム教の聖典であるコーランを9/11に焼く、と宣言して、アフガンなどイスラム圏で暴動の恐れがあったり、オバマ大統領がやめるよう説得したり、きな臭い情勢だ。

 本来宗教は寛容をもって他宗教とともにすみわけている。資源の争奪や競争によって富と貧困への分裂した極端な非対称の世界の矛盾がふきだしているのだ。それぞれの宗教に問題があるのではないと信じたい。とくに仏教は、イスラムやキリスト、道教などの世界の宗教をふくめたマンダラ世界を理想とし、不殺生を第一義にかかげ、ことば、こころ、からだへの非暴力を宣言し、思いやりのこころを説いている。

 日本の開国がそうであったように、文明化とは資本主義の激流にこぎだすことだった。キリスト教の宣教師はその先兵として、布教活動におとずれる。資本主義は、プロテスタンティズムによりそって発達してきた。勤勉、質素、天職によって資本が蓄積され、資本が自己増殖し、ひとを鉄の檻におしこめひとを疎外してゆく。どん欲や金銭欲だけが資本主義の土壌ではないのだと。同じキリスト教徒だと価値観を共有できると言うことだろう。宗教や人種や民族がちがい、国家や市場社会からはずれると、人は人でない。

 タイの山岳民族も急速な資本主義化によって、先祖伝来の自給自足の暮らしが破壊され、70ccの暴走族がばっこし、ヤクの売人になって、富めるものと貧者に村人が分解される。チリの鉱山開発も、中国のレアアース開発、原油や穀物など資源争奪によって富をうみだすのだ。その蓄積と分配をコントロールしていた象徴が、崩壊したラピュタの城、資本主義の総本山、ワールドトレードセンターであったにちがいない。

 9/11をはじめ戦争とテロの犠牲者を追悼し、考えるための渾身の選曲です。

 音楽は、久石譲「天空の城ラピュタ」キングクリムゾン「21世紀のスキツォイドマン」「クルド族のタクシーム」クルド族の音楽家「ノーモアトラブル」ボブマーリー「風に吹かれて」ボブディランです。BGMは、ジョンレノン「イマジン」。

 オープニングとエンディングは、ユア・ソング・イズ・グッドの「OUR LIFE」。カンノヨウコ「AI戦隊タチコマンズ」。人に行動をおこさせるものが真実だ。道に落ちているお金でなく、這っている昆虫が真実なのだ(養老孟司曖昧引用)。デフレスパイラルの今、日々の生活をたしかめてみませんか。
 
 音楽ファッション政治経済趣味雑学のまだまだつづく残酷暑。おとなのクールでホットで上質な?会話がたのしいエフエムビザン79.1メガ、土曜日午後8-9時の「3Bの鉛筆」です。サイマルラジオで全世界配信中。http://www.simulradio.jp/ 放送時間に、四国、B-FMびざんの「放送をきく」をクリックしてください。

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