愛と平和のパゴダ 東京渋谷公会堂で「犬猫仲間フェス」が糸井重里のほぼ日新聞のよびかけでおこなわれ、吹石一恵、坂本美雨などの犬猫好きで動物愛護のココロにあふれたみなさんがあつまった。 なかでも浅田美代子が40年ぶりに「赤い風船」をうたったそうで、むかしとかわらず「へたうま」に感激したのは、そのフェスに参加した、徳島で動物愛護、殺処分ゼロの活動をし… トラックバック:0 コメント:0 2015年09月28日 続きを読むread more
漂泊のフェロモンオヤジ これからあつくなって都会の混雑にいくと、親父フェロモン、加齢臭が気になる季節だ。ナイーブなおじさんたちは、ひとに嫌われないかと、風呂に、バスクリンならぬ漂白剤でもぶちこんではいろうかとおもいつめてしまうという。 種田山頭火か、西行法師か。行雲流水のごとく漂泊の生涯をおくらんとす。漂白の坊主をこれからは気どるとしよう。 … トラックバック:0 コメント:0 2015年04月25日 続きを読むread more
高野山1200年 高野山がひらかれて1200年になる。再建された中門で横綱が土俵入りするなど、5月21日までいろいろな法会がひらかれてにぎわうようだ。もとは、政治の中心であった京都の都市からは離れた大自然の中で、修禅観法をおこなう地として弘法大師が願いでて、ときの嵯峨天皇からたまわったものであった。 音楽は、ホアンジルベルト「想いあふれて」「デ… トラックバック:0 コメント:1 2015年04月05日 続きを読むread more
電脳空間とボウズ 4/25に、徳島市立図書館、電子図書館完成記念イベントとして「飯原一夫」講演会が開催されます。昭和のはじめの徳島の風景をえがく飯原さんの原画展もありと実際の風景をくらべてみることもできるそうです。午後2時アミコビックセンターにて。 2012に駅前アミコビルに移転した徳島市立図書館は、電子図書館を開設して3年目になる。 … トラックバック:0 コメント:0 2015年03月16日 続きを読むread more
十七の清浄なる句 般若理趣経というよむと20分くらいのお経がある。真言宗のよりどころ金剛頂経の十万頌のうちのひとつとされ、真言宗では法事などいちばんおおく唱えられるお経できわめて重要なのである。そのなかで十七清浄句という部分があり、古来より物議をかもしてきた。 その句の最初は「妙適清浄句是菩薩位」とはじまり「妙適清浄の句は是れ菩薩の位なり」とい… トラックバック:0 コメント:0 2014年09月27日 続きを読むread more
いのちは風に吹かれて 大震災以降、ひとびとはいのちのたいせつさに気づき、いのちをささえる根本を原点でかんがえようとしているのではないだろうか。1400キロあるきつづける四国遍路は、一面ではじぶんを発見する、自分探しの旅だといわれる。しかし免疫力をたかめるなど、じつは生命のテクノロジーに基づいているのではないか。瞑想や呼吸法などおなじく身体性をゆりうごかし、… トラックバック:0 コメント:0 2012年03月31日 続きを読むread more
ワイドショーと緑の坊主 徳島にある真言宗の1寺院がワイドショーに登場した。戒名料をめぐって檀家さんと対立した、と見出しだ。3万円の戒名料をかってに値上げしたり、仮本堂を2000万円で豪華なものにして、対立する総代さんに、あろうことか塩をまいて追い出したという。 檀家の壇とは、旦那であり、ドナーということで、助けるひとのことだ。地域や檀家なくしては寺は… トラックバック:0 コメント:2 2012年01月14日 続きを読むread more
不二とはなにか 徳島県下の真言宗寺院399ヶ寺の集合団体、徳島県真言宗不二会(しんごんしゅうふにかい)が創立されて100周年をむかえる。このかん戦争があり大震災があった。寺院もまた、一般人と同じく徴兵され戦地におもむき、ドラム缶に入ったオイルと点火剤の焼夷弾を空からまかれた徳島空襲で被災し、焼け野原でむしろとトタン屋根から再起しつつ、戦後は、福祉事業… トラックバック:0 コメント:0 2011年06月04日 続きを読むread more
弔辞代読 1/27長野県岡谷市の照光寺の宮坂宥勝僧正の本葬があった。真言宗智山派の前管長で高名な仏教者で、レヴィストロースにならぶといわれる「仏教の起源」などの著作で有名な学者であり、高野山管長松長有慶大僧正はじめ全国から180名もの僧侶、中沢新一さんら文化人も焼香に参列した。その場で友人を代表して梅原猛さんの弔辞があった。「いま弘法大師のみも… トラックバック:0 コメント:0 2011年01月29日 続きを読むread more
トリの足よりナマの脚 チョコレートやケーキをおくったり、チキンをたべたり、恋人とすごすのがクリスマスなのではない!「トリの足よりナマの脚」などと失言しながら仏教徒として日本のクリスマス、世界のクリスマスに、問題形式イケガミアキラ風で言及します。でも、名もないセントニクラウスやイエスキリストと言う愛にあふれた聖人を知ることができ、感謝しお祝いできることはよい… トラックバック:1 コメント:2 2010年12月25日 続きを読むread more
十と卍 12月25日はイエスキリストの誕生日とされる。しかし本質的には、ノエルのまつり、冬至のまつりなのだろう。太陽が衰弱してきびしい闇の世界になるが、一転して春にむかって生の喜びをむかえるお祝いの日として。 そしてまた、十字架はキリストのはりつけさらた姿をあらわしているとおもい、なぜそういう痛ましいものを教会は飾りキリスト教徒は崇拝… トラックバック:1 コメント:0 2010年12月20日 続きを読むread more
ガンジスのブディスト 12/7インドのバラナシのガンジス河の「ガート」(沐浴しながら祈りを捧げるヒンドゥー教の聖地)の礼拝施設で爆弾テロがあり、女児1人が死亡し20数人が負傷したそうだ。日本人は1人が怪我をした。イスラムの過激派が犯行声明をだしたそうだ。ちょうど2週間前にここを訪ねたオショウ2は、せまい路地裏やひとの多さに圧倒され、人生で一度はガンジスの水… トラックバック:0 コメント:1 2010年12月12日 続きを読むread more
ジョン・レノンとブッダ 1980年12月8日は、ジョンレノンがニューヨークで射殺された命日だった。 2500年前、インドのゴータマ・シッダルタは、6年の苦行の結果悟りを開くことができず苦行からはなれ、川で沐浴した後スジャータという娘のさしだした乳粥をたべる。 そして12月8日、菩提樹のもとで瞑想するなかで、こつぜんと悟りをひらく。最初の説法は… トラックバック:0 コメント:0 2010年12月04日 続きを読むread more
インド巡礼 日本の里山は、地域の森から材木や動植物のめぐみをうけ人間の生活と調和する空間だった。インドのガンジーもまた、織物などの商品をイギリスからの輸入にたよる近代化では、植民地からの独立は不可能だとさとり、自身で糸車をまわし、質素な織物を着ることを実践した。 地産地消のはじまりだともいえようか。 抵抗の原基は、自給自足の桃源郷、里山に… トラックバック:0 コメント:1 2010年11月13日 続きを読むread more
先祖供養としてのハロウイーン 中央アジアから大移動したケルト族はブリテン諸島におちつくのだが、そこでおこなわれたのがハロウイーンの原型となるケルトのおまつりだった。秋の収穫祭であり、日本では新嘗祭とか、神社のまつり、ドイツではオクトーバーフェスト、フランスでは、ボジョレーヌーボの解禁であったり。あの世のふたがあいて、先祖がかえってくるのだ。 しかし、同じく… トラックバック:0 コメント:0 2010年10月31日 続きを読むread more
資本主義の総本山 9年目の9/11をむかえた。攻撃されたワールドトレードセンターのツインタワーの跡地の近くに、イスラム教徒がモスクを建設しようとしたことが報道され、フロリダ州のキリスト教の教会の牧師が、イスラム教の聖典であるコーランを9/11に焼く、と宣言して、アフガンなどイスラム圏で暴動の恐れがあったり、オバマ大統領がやめるよう説得したり、きな臭い情… トラックバック:0 コメント:0 2010年09月11日 続きを読むread more
オランダ戦0-1! サッカーの対オランダ戦0-1でやぶれはしたもののがんばりましたねー、日本。デンマーク戦に期待しましょう。 6/15は弘法大師の誕生日とされる。なぜ6/15なのか。じつは弘法大師の誕生日は史実としてははっきりしていない。 空海の師は、中国の恵果和尚といい、そのまた師は不空三蔵という。クマラジュウや玄奘とならぶ偉大な翻訳… トラックバック:1 コメント:2 2010年06月20日 続きを読むread more
セイント五月祭 お釈迦さんのおしえである仏教は、当時の部族であったシャカ族の常識をねりあげ、おしえにまで高めたものともいえる。いまでいえば、アボリジニーやインデアン、イヌイット、アイヌなど無我無欲な原始社会の叡智のおしえだ。 貧困と飢えを、国家の成立で解決することができたのだろうか。たんに富と権力が集中され、巨大土木事業がおこなわれ、はては公… トラックバック:0 コメント:3 2010年05月01日 続きを読むread more
祈りの響き 平城遷都1300年イベントで、奈良がもりあがっているそうだ。 その東大寺の大仏殿が1250年前に完成したときに、開眼法要ではじめて披露されたのが、仏教音楽である声明(しょうみょう)だという。インド中国と伝来してきた音楽はさぞエキゾチックな響きだったことだろう。 5月1日(土曜)午後1時半より、徳島市藍場浜のあわぎんホー… トラックバック:0 コメント:1 2010年04月10日 続きを読むread more
近代と仏教 東京は愛宕山にある真言宗智山派の伝法院での「近代と仏教」中沢新一多摩美大学教授、芸術人類学研究所所長の講演があった。 近代とは170年ほどまえヨーロッパの産業革命とともにはじまる。それ以前は、職人が社会を構成していた。親から子へ、師から弟子にうけついだ手作りの作業をおこない、土地と身分に縛られた不合理な人生を生きていた。一番… トラックバック:0 コメント:0 2010年03月13日 続きを読むread more
遍路できない迷子 江口洋介、戸田菜穂、三浦友和、風吹ジュン、森本レオ、ベッキーらが四国を遍路するNHK連続ドラマ「ウォーカーズ-迷子の大人たち」をおくればせながら、見た。 2006年放映。一番札所からはじまり八十八番まで、たまたまであった8人がともにあるいて遍路していく。四国の観光と遍路の習俗の入門であり、四国をスゴロクのようにまわるマンダラ… トラックバック:0 コメント:3 2009年11月28日 続きを読むread more
山梨のボジョレは一升瓶? 四国のお遍路でしか味わえないのが「お接待」の風習だ。おたがいに拝み合って、じぶんのものを提供する。仏教で言う布施の精神である。1200年もの間、弘法大師さんがへき地で修行を積み、お寺をつくり、その四国という地域に「お接待」がつづけられているということは、希有のことだ。日本いや世界でダイヤモンドのようにかがやいているのではないでしょうか… トラックバック:0 コメント:2 2009年11月21日 続きを読むread more
天空のアシュラ 東京はじめ各都市で興福寺の「阿修羅」像の展覧会が評判だ。 アシュラは、もともとチグリスユーフラテス文明の大麦を栽培した農耕文明の発祥の地で、麦の神様である太陽神として信仰されていた。日本の稲の神様がアマテラスオオミカミであるように。農作物は、太陽エネルギーが物質化したものと考えられてきた。それがペルシャ国家では、アフラ・マツ… トラックバック:1 コメント:3 2009年07月18日 続きを読むread more
31時間生放送中 B-FM開局13年ということで、金曜日から31時間生放送中です。スタジオ横のアスティ徳島のひろばでは、ライブステージやビアガーデンもオープン。 午後1時からは、「クラシックガーデン」「BBcafe」「七色アンテナのエネサラダ」「B-jump Sunset」「はらにしのコロコロボンボン」とつづいて、午後8時から「3Bの鉛筆」になだれ… トラックバック:2 コメント:0 2009年07月04日 続きを読むread more
おおみそかカウントダウン鐘突き ことしのおおみそかカウントダウンは徳島市の藍場浜など、大恐慌の下企業協賛がなくなり中止のところがおおいそうだ。 だがしかし、小松島市の地蔵寺では、アコギ一本勝負で全国をわたりあるく、大杉漣のサポートでも有名、ご当地出身のギタリスト堀尾和孝さんをメインにむかえて、初めてのカウントダウン鐘突きを挙行することになった。9時頃から夜店がは… トラックバック:0 コメント:3 2008年12月28日 続きを読むread more
BBCから招き猫 イギリスのBBC放送から取材があって、ミヤザキ和尚は、招き猫の民族学的解説をしたそうだ。 ラッキーキャットとしてヨーロッパで人気が出ているそうだ。 猫は日本では、もともと、穀物をまもり、教典などを守護する使いとして貴族などに愛玩されていた。ねずみをこのむので、ネコとなったとか、ねころんでいるからとか、が名前の起源であるそうだ。… トラックバック:0 コメント:1 2008年12月21日 続きを読むread more
秋鯖うまいか? 先日ETVスペシャル12チャンネルで、戦時下に反戦のうたがいで僧籍を剥奪され、投獄された僧侶の番組が放映された。村人や僧侶の会で「戦争は仏教にてらして罪悪だからそれを考えてみませんか」と2、3回呼びかけただけで、追放、非国民におとしめられたという。戦時下の国家体制が、こんなあたりまえのことを許さなかったということが、おおきなショックだ… トラックバック:0 コメント:2 2008年10月18日 続きを読むread more
秋の味はどないです? 涅槃、ニルバーナというもとの言葉は、これまで仏教では「炎がふきけされた状態」という伝統的な解釈がされてきた。しかしどうもそうではないようだ。 「蓋がされていない状態」「オープンな状態」「契約がなされていない状態」という字義に、原語の感覚は近いようなのだそうだ。ミヤザキ和尚いわく。 でそれがどうだかというと、火がない状態なんかシ… トラックバック:0 コメント:2 2008年09月27日 続きを読むread more
チベットに自由を。 食事にいこうと近所の橋を渡っていたらこんな張り紙があった。 長野の聖火リレーで緊迫する日本だ。オリンピックは平和におこなわれてほしい。チベットへの弾圧は当然やめ、中国とダライラマは対話をはじめてほしい。 http://jp.youtube.com/watch?v=TQqePE7OR08&feature=related 23… トラックバック:1 コメント:0 2008年04月26日 続きを読むread more
チベットは独立国だったのだったのだった。 Q1、聖火ランナーがはじまったとき、最初にそれをうけとったひとはだれか? Q2、1940年に中止になったオリンピックは? Q3、チベットの独立はいつ? 答えは、ヒットラー、日本、6世紀。 清国に占領併合されていたチベットは、清国滅亡後に独立していたが、中国は、帝国主義の侵略から守るという口実で、民族自決を否定し、195… トラックバック:0 コメント:1 2008年04月12日 続きを読むread more